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データシートでは "Phase Noise [dB // Rad/rt(Hz)]" と書いてあるが,これはいわゆる位相雑音ではない.
タイトルに "1m optical path mismatch" とあるように,1mのディレイラインがあると位相がこれくらい揺らぎますよ,という量.
ここの計算からレーザーの周波数雑音に換算でき,それで示したのが上の図.
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データシートのグラフは,差動入力で最大レンジの信号を入れた時の応答をプロットしている. レンジは±5Vなので,最大レンジの応答を 1/5 して [Hz/V] の単位に換算した.
高野D論から抜粋
モノリシック光学系のベースプレート上のPDで低温下(~12 K)で測定.
根元のレーザーのノイズに加えて,途中のファイバー・懸架系の揺れによるノイズも含まれているので注意.
測定データ: here
高野D論から抜粋
キャビティにレーザーをロックして,オープンループ伝達関数から測定.
実線が測定したデータ,点線が以下でフィットしたモデル;
パラメーター:
A0 [MHz/V] | f1 [kHz] | f2 [kHz] | Q |
73(2) | 1.74(4) | 40.7(2) | 3.01(4) |
実際は~41kHzと~70kHzに共振ピーク(レーザーのピエゾ?)があるがモデルは最初のピーク(の上り)まででフィットした.
高野D論から抜粋
懸架した光学ベンチ上にファイバーマイケルソンをおいて測定.
測定中になぜかラインノイズがひどかったので,フィッティングがピークを避けて測定.
(その後の色々な測定で,周波数雑音自体にラインノイズが乗っているわけではないことは確認済み)
実線が測定したデータ,点線が以下でフィットしたモデル;
パラメーター:
na | nb | f0 | a | b | c |
3.5(2)e4 | 257.9(6) | 0.59(2) | 0.99(2) | 0.2623(4) | 1.67(2) |
測定データ: here