#author("2024-04-22T16:47:43+09:00","default:LabMember","LabMember")
#author("2024-04-22T16:48:09+09:00","default:LabMember","LabMember")
[[AndoLabInstruments]]

* Koheras AdjustiK E15 (for TOBA) [#hfabf229]
#contents
** Pictures [#ibfccd94]
#ref(Koheras_front-scaled.jpg,,20%);

** Manual [#a4d4aed0]
[[Product Guide>https://granite.phys.s.u-tokyo.ac.jp/wiki/Lab/?plugin=attach&pcmd=open&file=Koheras%20ADJUSTIK%20and%20ADJUSTIK%20HP%20Product%20Guide-%2020220405%20R1.2.pdf&refer=AndoLabInstrumentsKoherasAdjustiKE15TOBA]]

** Data sheet [#m3b27a5a]
- Test report
#ref(E15_testreport1.jpeg,,10%);
#ref(E15_testreport2.jpeg,,10%);

** Characteristics [#w3529897]
- 波長: 1550nm
- 最大パワー: 40mW
- 出力可変.%%アナログで制御するポートあり.%% → アナログの入力ポートが使えないことが判明.なので出力はインターフェースとやりとりする方法でしか変えられない.
- 周波数変調: wide と narrow の2種類
-
-- wide: max 200%
-- narrow: max 140%


*** RIN [#reb43b07]
データシートからのコピー
#ref(E15_RIN.png,,15%);

*** Frequency Noise [#i3c6f0e6]
データシートから編集
#ref(E15_FrequencyNoise.png,,15%)
データシートでは "Phase Noise [dB // Rad/rt(Hz)]" と書いてあるが,これはいわゆる位相雑音ではない.
タイトルに "1m optical path mismatch" とあるように,1mのディレイラインがあると位相がこれくらい揺らぎますよ,という量.~
[[ここの計算から>https://granite.phys.s.u-tokyo.ac.jp/wiki/Lab/?plugin=attach&pcmd=open&file=1mMismatch.pdf&refer=AndoLabInstrumentsKoherasBasiKX15]]レーザーの周波数雑音に換算でき,それで示したのが上の図.

*** Frequency Modulation [#z72013c4]
データシートから編集
#ref(E15_FrequencyModulation.png,,15%)

データシートのグラフは,差動入力で最大レンジの信号を入れた時の応答をプロットしている.
レンジは±5Vなので,最大レンジの応答を ''1/5'' して [Hz/V] の単位に換算した.

** Measurement results [#l74b8471]

*** Intensity noise [#ld1e201b]
*** Intensity noise [#nd9cd69a]
高野D論から抜粋~
モノリシック光学系のベースプレート上のPDで低温下(~12 K)で測定.
根元のレーザーのノイズに加えて,途中のファイバー・懸架系の揺れによるノイズも含まれているので注意.

測定データ: [[here>https://granite.phys.s.u-tokyo.ac.jp/takano/data/RIN_E15.zip]]

#ref(RIN_E15.png,,15%);

*** Actuator efficiency [#m5d83a9b]
*** Actuator efficiency [#v58dae64]
高野D論から抜粋~
キャビティにレーザーをロックして,オープンループ伝達関数から測定.
実線が測定したデータ,点線が以下でフィットしたモデル;

#ref(Amodel_E15.png,center,10%);
パラメーター:
| A0 [MHz/V] | f1 [kHz] | f2 [kHz] | Q |
| 73(2) | 1.74(4) | 40.7(2) | 3.01(4) |

実際は~41kHzと~70kHzに共振ピーク(レーザーのピエゾ?)があるがモデルは最初のピーク(の上り)まででフィットした.

#ref(A_E15.png,,15%);

*** Frequency noise [#ld1e201b]
*** Frequency noise [#h36cfa0a]
高野D論から抜粋~
懸架した光学ベンチ上にファイバーマイケルソンをおいて測定.
測定中になぜかラインノイズがひどかったので,フィッティングがピークを避けて測定.
(その後の色々な測定で,周波数雑音自体にラインノイズが乗っているわけではないことは確認済み)~
実線が測定したデータ,点線が以下でフィットしたモデル;

#ref(S_E15.png,center,10%);
パラメーター:
| na | nb | f0| a | b | c |
| 3.5(2)e4 | 257.9(6) | 0.59(2) | 0.99(2) | 0.2623(4) | 1.67(2) |

測定データ: [[here>https://granite.phys.s.u-tokyo.ac.jp/takano/data/AMI_E15.zip]]

#ref(FreqNoise_E15.png,,15%);


** Related elog [#jd249046]
- [[Operation check>https://granite.phys.s.u-tokyo.ac.jp/elog/?p=5173]]

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