#author("2021-11-26T14:45:45+09:00","default:LabMember","LabMember")
#author("2021-12-21T19:30:15+09:00","default:LabMember","LabMember")
* Finesse [#ab4c54b3]

ホームページ
http://www.gwoptics.org/finesse/

** Some notes on Finesse [#o83b011c]
- マニュアル:コマンド一覧など
-- http://www.gwoptics.org/finesse/download/manual.pdf

- チートシート:符号・ノードの定義など
-- http://www.gwoptics.org/finesse/reference/cheatsheet.php

- 使い方などを日本語でまとめた資料 by 宗宮さん
-- https://gwdoc.icrr.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/private/DocDB/ShowDocument?docid=1669

- WFSのシミュレーションではlockコマンドを使いましょう by 高野さん
-- https://gwdoc.icrr.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/private/DocDB/ShowDocument?docid=13337

**Finesseと[[Optickle>Optickle]]との違い [#tc6e68fa]
- %%Finesseは輻射圧を含めた計算ができない%% -> FINESSE2からは使えるようになった
- Finesseは2次以上の空間高次モードを計算できる
- Finesseは微小変化以外(WFS信号の角度応答など)も計算できる

** Example code [#k5c462b8]

ソースコード
https://git.ligo.org/finesse/finesse/

公式の例
http://www.gwoptics.org/finesse/#examples

** Anacondaを使わずにインストールする方法 [#f6113f67]
公式HPではcondaコマンドを使ってFinesseとPyKatを一緒にインストールする方法を推奨している。
しかし、日頃pipコマンドのみを使っている場合、Anacondaを入れると環境が壊れる危険がある。
ここではAnacondaを使わずにFinesseとPyKatをインストールし、jupyterで走らせる方法を紹介する。

*** Windows [#la305c89]
コマンドプロンプトで
 pip install jupyter
 pip install pykat
 (環境によってはpip3)

[[公式HP>http://www.gwoptics.org/finesse/]]最下部からFinesse for Windowsをダウンロードし、解凍する。

フォルダをC:/Program Files/などに移し(必要ならば管理者権限を与える)、install.batをダブルクリックして実行する。

さらに、jupyterで走らせるためには、kat.exeとkat.iniをPythonと同じ場所(C:\Users\xxx\AppData\Local\Programs\Python\Pythonxxなど)に移す。

QPDを扱うときにはkat.iniをソースコードと同じフォルダに置かないとエラーが出る(原因不明)。
QPDを扱うときにはkat.iniをソースコードと同じフォルダに置かないとエラーが出る%%(原因不明)。%%~
→[[マニュアルの§2.2>http://www.gwoptics.org/finesse/download/manual.pdf#page22]]に記載あり.
カレントディレクトリにkat.iniを置くか,環境変数 ''KATINI'' でkat.iniファイルのフルパスを指定しないといけない.
jupyterで
 import os
 os.environ["KATINI"] = "(kat.iniのパス)"
とするか,コマンドプロンプトで環境変数を変える(Windowsに詳しくないのでわかりません…)

*** Mac [#dea3ea10]
ターミナルで
 pip install jupyter
 pip install pykat
 (環境によってはpip3)

[[公式HP>http://www.gwoptics.org/finesse/]]最下部からFinesse for OS Xをダウンロードし、解凍する。

katとkat.iniをPythonと同じ場所(usr/local/bin/など)に移す。
katをダブルクリックして実行する
(「開発元を検証できないため開けません」と出たら右クリックして無理矢理開く)。

QPDを扱うときにはkat.iniをソースコードと同じフォルダに置かないとエラーが出る(原因不明)。
QPDを扱うときにはkat.iniをソースコードと同じフォルダに置かないとエラーが出る%%(原因不明)。%%~
→[[マニュアルの§2.2>http://www.gwoptics.org/finesse/download/manual.pdf#page22]]に記載あり.
カレントディレクトリにkat.iniを置くか,環境変数 ''KATINI'' でkat.iniファイルのフルパスを指定しないといけない.
jupyterで
 import os
 os.environ["KATINI"] = "(kat.iniのパス)"
とするか,ターミナルで
 export KATINI="(kat.iniのパス)"
とすれば良い.


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