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How To

電源の入れ方

1. ケーブル類を正しく繋ぐ。
2. 0-5V、65536Hzの矩形波(timing signal)をADC/DACカードに入れる。
3. 拡張シャーシの電源を2つONにする(この時点では電源は入らない)。
4. 計算機の電源を入れる。

再起動の方法

standalone上で

sudo reboot

とする。

standaloneに入る方法

standaloneのモニタを使う場合

ユーザー名:controls、パスワード:????で入る。

desktop1を使う場合

desktop1でterminalを開き、

ssh -Y controls@standalone

として、パスワードを入力する。

研究室外から使う場合

自分のパソコンのterminalを開き、

ssh -Y ユーザー名@granite.phy.s.u-tokyo.ac.jp

として、自分のパスワードを入力する。するとgraniteに入れるので、そこから

ssh -Y controls@AirStationのIPアドレス

として、パスワードを入力する。AirStationのIPアドレスはここを参照。すると、desktop1に入れるので、そこから

ssh -Y controls@standalone

として、パスワードを入力する。

様々な動作チェックの方法

拡張シャーシが認識されているかどうか

standalone上で

sudo lspci

とする。このような結果にならなければ、何かがおかしい。

awg, nds, tpが動いているかどうか

standalone上で

diag -i

とする。結果が

Diagnostics configuration:
awg 22 0 192.168.11.100 822095894 1 192.168.11.100
awg 89 0 192.168.11.100 822095961 1 192.168.11.100
nds * * 192.168.11.100 8088 * 192.168.11.100
tp 22 0 192.168.11.100 822091798 1 192.168.11.100
tp 89 0 192.168.11.100 822091865 1 192.168.11.100

となれば正常。awgやtpが出てこない場合は、拡張シャーシの認識がおかしいかもしれない。ndsが出てこない場合はネットワークがおかしいかもしれない。

ネットワーク接続のテスト

standalone上で

ping desktop1

またはdesktop1上で

ping standalone

として反応があるか確かめる

realtime modelが走っているかどうかのチェック

standalone上で

lsmod

とする。例えば、結果が

Module                  Size  Used by
x1x16fe              4495987  0 
x1x14fe              4989783  1 x1x16fe
mbuf                    7672  9 x1x16fe,x1x14fe

となったら、x1x16とx1x14のfrontendが走っていることがわかる。また、x1x14がx1x16によって使われているので、x1x14がmaster、x1x16がslaveとなっていることも確認できる。

MEDM関連

フィルタのON/OFF、ゲインの変更、各種スイッチングなどはMEDM screenを用いて行うことができる。

MEDMの開き方

terminalで

cd /opt/rtcds/tst/x1/medm/
medm -x &

とするか、desktop1のMEDMと書かれたデスクトップアイコンをダブルクリックする。

MEDM screenの見方

/opt/rtcds/tst/x1/medmの中の、各realtime model名フォルダの中に、自動生成されたMEDM screenがある。例えば、X1X16_GDS_TP.adlではCPUがちゃんと動いているか、timing signalは来ているかなどを確認することができる。また、X1X16_ADC_FILTER_01.adlなどでフィルタのON/OFF、ゲインの変更ができる。

MEDM screenの編集

terminalで

 medm &

としてMEDMを起動すれば、MEDM screenの編集もすることができる。触ってみて覚えるしかない。

DTT関連

dataviewer、Fourier Tools、fotonなどをまとめてDTT(diagnostics test tools)と呼ぶ。
詳しい使い方はここにも書いてある。

DTTの開き方

terminalで

dtt &

とするか、desktop1のDTTと書かれたデスクトップアイコンをダブルクリックする。するとDTTのメインメニューが開かれるので、使いたい機能を選べばよい。

時系列データの見方

dataviewerを用いて行う。
「Signal」タブで見たい信号を選び、「Realtime」タブで表示したい信号を選んで「Start」ボタンをクリックすれば、オシロスコープとして使える。 過去のデータまでさかのぼりたい時は「Playback」タブのなかのメニューで行えばよい。

スペクトル、伝達関数の測り方

Fourier Toolsを用いて行う。
「Input」タブでData Source Selectionを「Online System」にし、「Measurement」タブでスペクトルを測りたい信号を選んで、「Start」ボタンをクリックすれば、「Result」タブに結果が表示される。伝達関数を測りたい場合は「Measurement」タブで「Swept Sine Response」を選択し、「Excitation」タブでexcitationを注入する場所を設定すればよい。

フィルタの編集方法

fotonを用いて行う。
フィルタの編集から反映までの流れは下記の通り。
1. fotonを開く。
2. Module Selectionで/opt/rtcds/tst/x1/chans/を開き、編集したいmodel名のtxtファイルを開く(例えば、X1X16.txt)。編集したいModule名を選択する(例えば、ADC_FILTER_01)。各Moduleには10個のフィルタを入れることができる。
3. FileメニューのRead Onlyを外す。
4. Selectionsで編集したいフィルタを選び、名前をつける。
5. Designを用いてフィルタを作成する。作成したフィルタの形は「Bode Plot」ボタンをクリックすると、「Graphics」タブに表示される。
6. 編集後Saveし、該当するModuleのMEDM screenを開く(例えば、X1X16_ADC_FILTER_01.adl)。
7. 「LOAD COEFFICIENTS」ボタンをクリックすると、フィルタの変更が反映される。

Simulink関連

MATLABのSimulinkを用いて、realtime modelを編集することができる。

MATLABの開き方

terminalで

cd /opt/rtcds/tst/x1/core/advLigoRTS/trunk/src/epics/simLink/
matlab &

とするか、desktop1上のMATLABと書かれたデスクトップアイコンをダブルクリックする。

realtime modelの編集

1. MATLABを開き、編集したいモデルを開く(例えば、x1x16.mdl)。
2. Simulinkを用いて配線を行う。フィルタモジュールなど、使えるパーツはCDS_PARTS.mdlの中に入っているので、コピー・ペーストする。
3. 編集後Saveする。
4.

略語辞典

Realtime systemセットアップメモ

2012.2.13
1TBのHDDを増設。宮川さんに/framesにマウントしていただき、データが保存されるようになった。
具体的には;
1. sudo /sbin/fdisk /dev/sdc でsdc1のパーティションを作成(参考)
2. sudo /sbin/mkfs.ext3 /dev/sdc1 でsdc1をext3でフォーマット
3. /etc/fstab に以下の行を追加して、sdc1を/framesにマウント

/dev/sdc1               /frames         ext3            defaults         0 0

4. sudo chown controls:controls frames で/frames以下のownerをcontrols:controlsに
5. /frames以下に下記のディレクトリを作成

/frames/full
/frames/trend
/frames/trend/second
/frames/trend/minute
/frames/trend/minute_raw

→ データが保存され始め、Data Viwerが正常に動くようになった。DTTも動く。スクリーンショット

2012.2.9
PCIeケーブルを短いのに変える(CABLE-PCIe-x4-.5M)
 → lspci, medm screenも2011年11月の状況に戻り、正常に
 Data Viewerは使っているとすぐに落ちるまま
 standaloneでのdiag -iの結果(正常);

Diagnostics configuration:
awg 22 0 192.168.11.100 822095894 1 192.168.11.100
awg 89 0 192.168.11.100 822095961 1 192.168.11.100
nds * * 192.168.11.100 8088 * 192.168.11.100
tp 22 0 192.168.11.100 822091798 1 192.168.11.100
tp 89 0 192.168.11.100 822091865 1 192.168.11.100

 standaloneでのps -ef | grep daqの結果(正常);

controls  2456     1  0 18:49 ?        00:00:00 su controls -c nice -19 /opt/rtcds/tst/x1/target/fb/daqd -c /opt/rtcds/tst/x1/target/fb/daqdrc
controls  2459  2456  1 18:49 ?        00:00:00 /opt/rtcds/tst/x1/target/fb/daqd -c /opt/rtcds/tst/x1/target/fb/daqdrc
controls  2672 12007  0 18:50 pts/0    00:00:00 grep --colour=auto daq

2011.11.19
これまで使っていたグローバルIPだとndsがうまくいかないので、プライベートネットワークに。IPアドレス再設定。
BUFFALO AirStationの設定は買ったまま。
 ただし、ポートフォワードの設定はした。
 外部からアクセスしたい場合はgraniteに入ってから、ssh -Y controls@ルータのIPアドレスでdesktop1に入れる。
desktop1側(MACアドレスが変わっているからeth0がupしなかったので);
1. lscpiでネットワークインターフェースを確認

05:00.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168B PCI Express Gigabit Ethernet controller (rev 06)

2. /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules を変更。r8169をeth0とし、他のはコメントアウト。

# PCI device 0x10ec:0x8168 (r8169)~
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="bc:ae:c5:59:25:60", ATTR{dev_id}=="0x0", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth0" 

3. Network ConnectionsでMACアドレスなど設定。

Device MAC address: BC:AE:C5:59:25:60
Address: 192.168.110
Netmask: 255.255.255.0
Gateway: 192.168.11.1

4. /etc/hosts を元に戻す

192.168.11.110 desktop1
192.168.11.100 standalone

standalone側はもらってきた状態に戻すだけ;
1. /etc/conf.d/net に

config_eth0="192.168.11.100 netmask 255.255.255.0"
routes_eth0="default via 192.168.11.1"

2. /etc/hostsを上と同様に元に戻す
3. /etc/init.d/net.eth0 restart で反映される
4. sshしようとするとRSA host keyが変わってるという警告が出るので /home/.ssh/known_hosts を消す。

WARNING: POSSIBLE DNS SPOOFING DETECTED! 
WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!

→ 結果、ndsは動くようになったが、今度はawgとtpが動かなくなった

2011.11.17
1. ADC、DACに65536Hz、0-5Vの矩形波を入れる(タイミング信号)。参考
 ADC/DAC interface 基板に入れるところがある。
2. standaloneをrebootすると、x1x14 (master), x1x16 (slave)がちゃんと走った。
 medmの様子
 Data Viewerは使えるけど、使っているとすぐに落ちる。
 striptoolは入っていない?
 Foton使えた。ADCから信号入れて、DACの出力がフィルタかけられてること確認した(ステップ応答をオシロで見て)。
 diagguiはData Source Selectionとかわからん。
 入出力の配線、GNDが間違っているかも。要確認。
 standaloneでのdiag -iの結果(本来出るはずのndsが出てない);

Diagnostics configuration:
awg 22 0 133.11.4.100 822095894 1 133.11.4.100
awg 89 0 133.11.4.100 822095961 1 133.11.4.100
tp 22 0 133.11.4.100 822091798 1 133.11.4.100
tp 89 0 133.11.4.100 822091865 1 133.11.4.100

2011.11.14
Matlab R2011bをインストール。手順はInternalMatlabを参照。
1. R2011b_UNIX.isoをgraniteから持ってくる
2. isoファイルをマウント
 > sudo mount -t iso9660 -o loop R2011b_UNIX.iso /mnt
3. /mnt/ にできた install を使ってインストール
 /opt/apps/linux64/matlab にインストールした
 元々のmatlabフォルダはmatlab.kamiokaにした
Simlinkファイルは /opt/rtcds/tst/x1/core/advLigoRTS/trunk/src/epics/simLink/ にある。addpath lib を忘れないこと。

2011.11.10
コネクタなど大体揃った。ADC interfaceなどのハンダ付け大体終わった。
PCIe拡張シャーシにADC, DAC, BOを挿し、この写真のように配線。
lspciの結果

2011.10.27
ADC, DAC用コネクタ、ケーブル注文
ADCは80pin、dual-ribbonコネクタ(P50E-080S-TG)
DACは68pinコネクタ(ケーブル側はAMP #749621-7、ボード側はAmp #787170-7(代替品: #787082-7))
BOは37pinのD-subコネクタ
34pinリボンケーブル用のコネクタはHIF3BA-34PA-2.54DS(71)

2011.10.14
desktop1でIPアドレス等を設定(eth2)
/etc/hostsを変更

133.11.4.84     desktop1
133.11.4.100    standalone

standaloneでIPアドレス等を設定(eth0、/etc/conf.d/netで)

config_eth0="133.11.4.100 netmask 255.255.255.192"
routes_eth0="default via 133.11.4.126"

/etc/hostsを上と同様に変更
→ネットワークに繋がった、/opt/rtcds/のマウントも確認

2011.09.13
NVIDIA-Linux-x86_64-280.113.run
NVIDIAの最新のドライバをworkstationに入れ、デスクトップGUIが表示されるようにした

2011.09.10
Workstation用PCの組み立て、ハードディスク換装、PCIe拡張シャーシとstandaloneを繋ぐ

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