COMSOL

坪野研におけるCOMSOLの使い方。

ライセンス

坪野研では、COMSOLのネットワークライセンスを一つ所有している。このライセンスサーバーはgraniteである。このライセンスでは、Structural Mechanics Moduleが使える。

麻生が先端光量子科学アライアンス(APSA)のメンバーになっているので、そこが保有するライセンスも利用可能である。これには現在、Heat Transfer Module, RF Module, Structural Mechanics Moduleが含まれる。

種類ライセンスサーバーポートモジュール
坪野研granite.phys.s.u-tokyo.ac.jp1718Structural Mechanics
APSA133.11.90.1101719Heat Transfer, RF, Structural Mechanics

インストール

COMSOLのインストール用DVDは604号室に置いてある。それを使ってインストールすること。その際、上記ライセンスサーバのどちらかを指定する。対応プラットフォームは、Windows, Linux, Mac。

インストール後はCOMSOLのUpdateページから最新のアップデートファイルをダウンロードしてインストールすること。

azurite

azuriteはB207に設置されているマルチコアマシンである。将来的にはリアルタイム制御用に用いる予定だが、当面は高速計算マシンとして利用する。 azuriteにはCOMSOLがインストールしてあるので、複雑なモデルを計算させるにはazuriteの利用が適している。

COMSOL server

azuriteにインストールされているCOMSOLは、serverモードでの利用を前提とする。手順は以下の通り。

  1. 自分のマシンでCOMSOLをクライアントモードで起動する。
  2. サーバには、azuriteの27000番ポートを指定する。
  3. ログイン名はcomsol、パスワードは坪野研のwell known passwordを使う。
  4. 使用が終わったら他の人のために接続を切ること。

もし、COMSOLサーバに接続できない場合、azuriteにログインして以下のことを確認する。

  1. azuriteにsshでログイン。ログイン名とパスワードはCOMSOLサーバのものと同じ。
  2. 以下のコマンドを実行。
    ps aux | grep comsol | grep server | grep np
  3. /usr/local/comsol35a/bin/comsol が動いていたら、誰か他の人がCOMSOL serverを使っている可能性が高い。
  4. もし、/usr/local/comsol35a/bin/comsol が動いていなければ、コマンドラインで
    startcomsolserver
    と打つ。これで、COMSOLサーバが起動される。

ログイン

COMSOLを使うだけならばazuriteにログインする必要はないが、ログインしたい場合は麻生まで申し出れば、アカウントを作成する。

上記のcomsolアカウントでは、サーバの起動以外を行ってはならない。


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