DigitalSystem

Software for Digital System

LIGO CDS用に作ったソフトウェア一覧

作った人: 高野

Temperature Monitor

WorkstationでLake Shoreの温度計とGPIBでやりとりして,0.1秒ごとにCDSのチャンネルに記録する. 基本となるコードは大昔に牛場さんが作ったもの(TOBA wikiに残っている).

ファイルは/home/controls/script/PEM/ にあり,daemonで起動と同時に動き出すようになっているので決して移動しない・名前を変更しないこと.

基本動作

  1. 温度を書き込むEPICS channelの定義
    • 生データ: T1:PEM-TEMP_TEMP{1~8}
    • キャリブレーション後: T1:PEM-TEMP_TEMP{1~8}_CALIB
  2. Lake Shoreの温度計にアクセスする
    • GPIB IP address: 192.168.11.11
    • GPIB number: 12
  3. キャリブレーション元のファイルの読み込み
    • キャリブレーションは下田さんの測定結果を利用(elog)
    • キャリブレーション元のファイルは /home/controls/script/PEM/data_calibtemp/ 以下にある
  4. 温度の読み取り
    • デフォルトでは0.1秒ごとに読み取る
  5. 温度のキャリブレーション
    • キャリブレーション元のデータを補完して推定
  6. EPICS channelへの書き込み

Daemon

バックグラウンドで動かすため,起動と同時にデーモンで動くようにしてある. デーモンの設定ファイルは /lib/systemd/system/temp_readd.service においてあり,/home/controls/script/PEM/temp_readd.py を見るようになっているので,勝手に移動したり名前を変えたりすると動かなくなるので注意.

デーモンの状態は

systemctl status temp_readd.service

で確認できる.温度計の電源を切ったなど再起動が必要な場合は

sudo systemctl restart temp_readd.service

とする.

Vacuum Monitor

Workstationで真空計の値を読み取り,0.5秒ごとにCDSのチャンネルに記録する. 真空計とRS-232で繋いで,pyserialを使ってシリアル通信をする.

ファイルは/home/controls/script/PEM/ にあり,daemonで起動と同時に動き出すようになっているので決して移動しない・名前を変更しないこと.

基本動作

  1. 真空度を書き込むEPICS channelの定義
    • 生データ: T1:PEM-VAC_VAC
    • logスケール: T1:PEM-VAC_LOG
  2. 真空計にアクセスする
    • port: /dev/ttyUSB0
    • ポートが変わったら適宜変える
  3. 真空度の読み取り
    • デフォルトでは0.5秒ごとに読み取る
  4. EPICS channelへの書き込み

Daemon

バックグラウンドで動かすため,起動と同時にデーモンで動くようにしてある. デーモンの設定ファイルは /lib/systemd/system/vac_readd.service においてあり,/home/controls/script/PEM/vac_readd.py を見るようになっているので,勝手に移動したり名前を変えたりすると動かなくなるので注意.

デーモンの状態は

systemctl status vac_readd.service

で確認できる.温度計の電源を切ったなど再起動が必要な場合は

sudo systemctl restart vac_readd.service

とする.

Koheres Laser Control

Koherasのレーザーとやりとりするためのモジュール

KoherasのレーザーとやりとりするためのEPICS serverを立てるコード

koheras.py

  1. KoherasのレーザーとUSBで繋ぐ
  2. USBのポートを確認する
    • ここでは /dev/USB0 とする
  3. pythonを開いて(ipythonの方がいい),モジュールを読み込み,インスタンスを作る
    import koheras
    Koheras = koheras.Koheras(port="/dev/USB0")
    • "module type: ..." と出れば接続成功
    1. レーザーの出力をonにする
      Koheras.emission(1)
    2. レーザーの出力をoffにする
       Koheras.emission(0)
    3. 波長のセットポイントを -10 pm にする
      Koheras.wl_offset_sp_write(-10)
    4. 出力パワーを 20 mW にする
      Koheras.power_sp_write(20)
    5. 今の波長を読む
      Koheras.wl_read()
    • その他の使い方は中身を参照

pcas_koheras.py

python pcas_koheras.py (USBのポート) (EPICS channelのprefix)

でサーバーが起動する. medmでGUIを作ってCDSからレーザーを制御することが可能.


添付ファイル: filepcas_koheras.py 67件 [詳細] filekoheras.py 93件 [詳細] filevac_readd.py 59件 [詳細] filetemp_readd.py 74件 [詳細]

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Last-modified: 2024-08-29 (木) 07:34:20