データの保存、変換方法がDL850Eと異なるため、使い方をまとめておく。
データ型には、binary(横河オリジナルフォーマット, **.wdf)を推奨する。ASCII(**.csv)やMATLAB(**.txt)を選択すると、データ保存に30分などものすごく長い時間がかかる。binaryなら数十秒くらいで済む。
ロガー内蔵HDDが装備されていないので、データ保存にはUSBに保存する方法で対応している。他の方法がわかったら随時追記する。
事前にロガーにUSBを挿入する。START/STOPボタンを押して波形を取り込む。SHIFT,SAVE,Waveform Save On,Waveform Save Setupの順にボタンを押す。(いきなりSAVEを押すと保存先が選択できずどこかに保存されるので注意。)データ型とファイル名を設定する。...を押して保存先を選択する際に、USB-0またはUSB-1を選択し、保存を実行する。(P-P圧縮をONにするとサンプリングレートが足りなくなるので、OFFに設定して保存すること。)
binary(**.wdf)をcsvファイルに変換するには、統合計測ソフトウェアプラットフォームIS8000(フリー, Windowsのみ)が必要である。(DL850Eで使っていたXviewerLITEはサポート外)
Openを押してbinary(**.wdf)を開く。File,Export to Fileの順に押す。csvファイルに変換するためにFile typeのWaveform File(**.csv)を選択し、横軸を時間にしたい場合はTime Axis InformationのSecondsを選択する。最後にSaveを押して保存を実行する。