プロフィール

道村唯太 (みちむら ゆうた)
1987年8月生まれ。横浜市出身。博士 (理学)。
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PDF版のCVはこちら(2021年5月更新)。

学歴

  • 2015年6月22日
    • 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 博士(理学)取得
    • 博士論文: 光リング共振器を用いたローレンツ不変性の検証 (論文)
  • 2014年6月30日
    • 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 博士課程中退
  • 2012年3月22日
    • 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 修士課程修了
    • 修士論文: 光リング共振器を用いた片道光速の異方性探査 (論文)
  • 2010年3月24日 東京大学 理学部 物理学科卒業
    • 主題: DPFにおける試験マスモジュールの3自由度デジタル制御(レポート)

職歴

  • 2020年11月1日~現在
    • 科学技術振興機構 さきがけ研究者(兼任)
    • さきがけ「最先端光科学技術を駆使した革新的基盤技術の創成」領域
    • 研究課題: 超精密偏光計測が可能にする新しいダークマター探索
  • 2014年7月1日~現在
    • 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 助教
  • 2013年4月1日~2014年6月30日
    • 日本学術振興会 特別研究員 DC2
    • 研究課題: LCGTにおける光共振器の輻射圧不安定性とその制御に関する研究 (13J10386)

訪問研究

  • 2018年6月〜8月
    • ヨーロッパ重力観測所
  • 2014年6月
    • マサチューセッツ工科大学
  • 2014年1月~3月、2011年4月~5月
    • LIGOハンフォード観測所
  • 2013年2月~3月、2012年5月~7月、2010年9月~11月
    • カリフォルニア工科大学
  • 2011年3月~4月
    • 京都大学

受賞歴

  • 2016年5月
    • Springer Thesis Prize (Springer eBookAmazon link)
    • 対象博士論文: 光リング共振器を用いたローレンツ不変性の検証
  • 2016年3月
    • 第10回(2016年)日本物理学会若手奨励賞(宇宙線・宇宙物理領域) (受賞者一覧)
    • 対象研究: 光リング共振器を用いたローレンツ不変性の検証

研究費

代表

  • 2020年11月~2025年3月
  • 2020年11月~2024年3月
  • 2019年11月~2020年11月
    • 住友財団 2019年度 基礎科学研究助成
    • 研究課題: 光リング共振器を用いたアクシオン暗黒物質の探索 (助成番号 190069)
    • 総額: 360万円
    • 研究成果: 現在研究継続中
  • 2018年6月~2021年3月
    • 日本学術振興会 挑戦的研究(萌芽) 研究代表者
    • 研究課題: 光学浮上鏡を用いた巨視的量子力学の検証 (18K18763)
    • 総額: 637万円
    • 研究成果: 現在研究継続中
  • 2018年4月~2022年3月
    • 日本学術振興会 基盤研究(B) 研究代表者
    • 研究課題: 光リング共振器を用いた光速異方性の全成分探査 (18H01224)
    • 総額: 1742万円(予定)
    • 研究成果: 現在研究継続中
  • 2015年4月~2018年3月
    • 日本学術振興会 若手研究(A) 研究代表者
    • 研究課題: 光リング共振器を用いたローレンツ不変性の破れ探査 (15H05445)
    • 総額: 2431万円
    • 研究成果: 無線データ取得による小型連続回転台を開発し、世界初の入射光学系一体型のモノリシック光共振器を開発した。これによりわずか1週間の測定でローレンツ不変性検証精度の世界記録到達に成功した。
  • 2015年4月~2018年3月
    • 日本学術振興会 挑戦的萌芽研究 研究代表者
    • 研究課題: 光学浮上鏡を用いた巨視的エンタングルメントの実現 (15K13542)
    • 総額: 377万円
    • 研究成果: 2つの光共振器を用いた光学浮上の新手法を発見し、標準量子限界到達が技術的に可能であることを示した。また、ねじれ振り子を用いた原理検証実験を進めた。
  • 2013年4月~2015年3月
    • 日本学術振興会 特別研究員奨励費
    • 研究課題: LCGTにおける光共振器の輻射圧不安定性とその制御に関する研究 (13J10386)
    • 総額: 200万円
    • 研究成果: 大型低温重力波望遠鏡KAGRA(旧名LCGT)のレーザー干渉計を構成する鏡の姿勢制御系の設計に基づき、鏡の配置と曲率半径を決定した。また、姿勢制御に必要な各種光学系、鏡のアクチュエータの設計を行った。

分担

  • 2021年4月~2024年3月
    • 日本学術振興会 基盤研究(A) 研究分担者
    • 研究課題: Innovative Quantum Noise reduction strategies for GW detectors (21H04476、研究代表者: Matteo Leonardi)
    • 分担金総額: 80万円 (予定)
  • 2020年8月~2025年3月
    • 日本学術振興会 基盤研究(S) 研究分担者
    • 研究課題: 重力波宇宙物理学の包括的研究 (20H05639、研究代表者: 横山順一)
    • 分担金総額: 50万円 (予定)
  • 2018年11月~2028年3月
    • 文部科学省 光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP) 量子計測・センシング 基礎基盤研究 共同研究者
    • 研究課題: 高感度重力勾配センサによる地震早期アラート手法の確立 (平成30年度採択課題 JPMXS0118070351、研究代表: 安東正樹)
    • 分担金総額: 0円
    • 研究成果: 現在研究継続中
  • 2018年10月~2024年3月
    • 科学技術振興機構 CREST「量子状態の高度な制御に基づく革新的量子技術基盤の創出」 日仏共同提案 主たる共同研究者
    • 研究課題: 量子制御を用いたオプトメカ結合型調和振動子のマニピュレーション (JPMJCR1873、研究代表: 宗宮健太郎、Antoine Heidmann)
    • 分担金総額: 1930万円 (2020年10月まで; さきがけの採択により、2020年11月より研究参加者に)
    • 研究成果: 現在研究継続中

連携

  • 2017年5月~2022年3月
    • 日本学術振興会 基盤研究(S) 連携研究者
    • 研究課題: 重力波観測時代に臨む較正標準化とデータ解析高精度化 (17H06133)

講義など

  • 2016年冬
    • 新潟大学 大学院自然科学研究科 電気情報工学専攻 修士1年/学部3-4年 「電気情報工学特別講義」
  • 2014年冬~現在
    • 東京大学 理学部 物理学科 学部3年 「学生実験II(ブラウン運動)」
  • 2010年冬
    • 東京大学 理学部 物理学科 学部2年 「電磁気学I」 TA

その他‌

委員など

  • 2020年12月~現在
    • DECIGO運営委員会 委員
  • 2020年10月~現在
    • LIGO-Virgo-KAGRA Joint Editorial Board メンバー
  • 2020年7月~現在
    • RIKEN iTHEMS Dark Matter Working Group メンバー (サイト)
  • 2019年11月
    • 応用物理学会 量子エレクトロニクス研究会「宇宙量子エレクトロニクス」 幹事 (サイト)
  • 2019年8月~現在
    • KAGRA Committee for Publication Control メンバー
  • 2019年6月~現在
    • JAXA 宇宙工学委員会 フォーメーションフライトワーキンググループ メンバー
  • 2019年6月
    • 国際会議「The 6th KAGRA International Workshop」 Scientific Organizing Committeeメンバー (サイト)
  • 2018年12月~現在
    • KAGRA Future Planning Committee メンバー
  • 2016年6月~現在
    • KAGRA Main Interferometer (MIF)グループ チーフ
  • 2016年2月~2019年8月
    • KAGRA Scientific Congress Board メンバー
  • 2016年6月
    • 国際会議「The First International Meeting on KAGRA」 Scientific Organizing Committeeメンバー (サイト)
  • 2015年3月~現在
    • 重力波研究交流会 幹事
  • 2014年11月~2016年5月
    • KAGRA Main Interferometer (MIF)グループ サブチーフ

サポートを受けたプログラム

  • 2018年6月~8月
    • 東京大学 若手研究者の国際展開事業
  • 2013年1月~3月、2012年5月~7月、2010年9月~11月
    • 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 組織的な若手研究者海外派遣プログラム
  • 2012年5月~7月、2010年9月~11月
    • LIGO Visitors Program, California Institute of Technology
  • 2012年6月
    • 日本学生支援機構 特に優れた業績による返還免除(全額)
  • 2012年3月~2014年6月
    • 東京大学 フォトンサイエンス・リーディング大学院 コース生
    • 研究課題: ねじれ振り子型レーザー干渉計を用いた量子論的輻射圧揺らぎに関する研究

所属団体

  • 日本物理学会 会員 (2009年6月から)
  • 宇宙線研究者会議 会員 (2015年9月から)
  • KAGRA Collaboration (2011年くらいから)
  • LISA Consortium (2018年10月から)

査読歴

Nature, Physical Review Letters/D/E/Applied, Review of Scientific Instruments, Classical and Quantum Gravity, Physics Letters B, Europhysics Letters, Universe, Sensors, 日本物理学会誌