Panasonic Let's note CF -R3にFC4をインストール
   
Fedora Core4が出た。今までFC3で運用していたメインマイン(笑) CF-R3にインストールした。
後でごたごたが起きるのが嫌なので、rsyncでHDDのフルバックアップを取った後にクリーンインストール。
DVDを使ったが、特に問題なくインストールできた。

ATOK for Linuxの設定


まず、SELinuxを無効にする。その後、 http://faq.justsystem.co.jp/faq/1003/app/jsfaq.jsp?32591+0250か らインストーラーをダウンロードし、ATOKをインストールする。さらに、アップデートモジュールをインストールする。
yum install iiimf-gnome-im-switcher
個人設定->その他->入力方式で、言語ステータスバーを無効にする。
/etc/init.d/IIim を開き、
#export JUSTSYSTEM_TRIGGER_SHIFT_SPACE=t
という行のコメントをはずす。

smegによるGnome Menuの編集


smeg のWeb siteから、tarボールを ダウンロード。展開して、
sudo python setup.py install
さ らに、こ こから、pyxdgをダウン ロードして同様にインストー ル。
こ れで、smegを利用したGnome Menuの編集が可能になる。

音 が出 ない


FC4で音が出ない現象は、次の手順で直る場合がある。
音量コントロールを開き、「編集」メニューから、「設定」を開く。
External Amplifierにチェックを入れる。
スイッチタブを選び、External Amplifierをオンにする。

VMWare


VMWare 5.0を普通にインストールする。
http://ftp.cvut.cz/vmware/ からvmware-any-anyパッチをダウンロードして展開。
runme.plをrootで実行。 vmware-config.plも自動的に実行される。
最後に、
cp -rp /dev/vm* /etc/udev/devices/
を実行。
USB diskをPhysical Diskとして利用するには、自分をdiskグループのメンバーにして、
/dev/sda* をGroupe Writableにする。

Software Suspend


ここか らSoftware Supend2のパッチが当たったFedora用カーネルをダウンロード。
先にmkinitrdのrpmをインストールしてから、kernelのrpmをインストール。
その他、UI、hibernateのrpmもインストール。
/boot/grub/grub.confを編集。
カーネル引数に、 resume2=swap:/dev/hda3を追加。

IPW2200 Driverのアップデート


FC4のカーネルに付いてくるipw2200ドライバーはバージョンが1.0.0。しかし、WPA Supplicantを使うには、バージョンが低すぎる。そこで、1.0.6にアップデートする。
ipw2200firmwareieee80211 をダウンロードする。
ipw2200を展開して、remove-old を実行。いくつかのディレクトリは手動削除する必要がある。
まず、ieee80211をmake; sudo make install
次に、ipw2200をインストールし、最後にfirmwareを/lib/firmware/以下に置く。

haldにマウントオプションを指示する


FC4では携帯電話(VSH602)で使っているSDカードを差し込むと(USB接続のUSBリーダ経由。内蔵のSDカードリーダは認識できない)、自動 的にマウントされる。これはFC3でも同じだが、FC4では日本語のフォルダ名などが文字化けしてしまう。そこで、マウントオプションとして、 iocharset=utf8を渡したい。
/usr/share/hal/fdi/policy/20thirdparty/ 以下に、適当なfdiファイルを作成して、以下の内容を記述する。

<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?> <!-- -*- SGML -*- -->
<deviceinfo version="0.2">
  <device>
    <match key="block.is_volume" bool="true">
      <match key="volume.fsusage" string="filesystem">
          <match key="volume.partition.msdos_part_table_type" exists="true">
            <!-- FAT16 -->
            <match key="volume.partition.msdos_part_table_type" int="0x06">
              <merge key="volume.policy.mount_option.iocharset=utf8" type="bool">true</merge>
            </match>
          </match>
        </match>
    </match>
  </device>
</deviceinfo>

あとはhaldを再起動すれば、自動マウントするときにiocharset=utf8がオプションとして追加される。