宿泊したホテル
会議期間中に宿泊していたホテル(というかペンション?)。会場のホテルまでは、主催者が準備したバスで通った。行くまで知らなかったが、この一帯は海水浴場が続くリゾート地。海岸は人だらけ。

宿泊したホテル・Consoli del Mare。Pisaの街からはバスで40分程度。会場のホテルからは、車で10分弱。歩くと45分位。

12部屋ほどのペンション風のホテル。ちょいと小洒落た感じです。庭もよく手入れされています。

室内。写真では分かりにくいけど、広いです。

犬が飼われていました。到着時には、牙をむきつつキャンキャン咆えまくって出迎えてくれました。

帰る時には、おとなしく撫でられていてくれました。
   
Pisaにて
ピサと言えば、やはり斜塔だ。傾いている事で有名なのだが、傾いていないとしても十分立派な建物という印象。かつては、大海運国として覇を競っていたそうで、ドゥオーモも立派。現在は小さな街だからといってなめてはいけない。

大聖堂(ドゥオーモ)と斜塔。1068年から50年かけて建設された。立派な建物です。

斜塔。1173年に建設開始だそうです。つられてカメラも傾いてしまうのです。

カメラをちゃんと水平にして撮った斜塔。思っていたよりも傾いていました。
    
VIRGOの様子
VIRGO見学には2回行った。最初はカメラを忘れ、かつセンタールームのクリーンエリアに入ることができなかったが、2度目は、いろいろ見る事ができた。思っていたよりも、きちんと立派に作られているな、という印象。ピサやフィレンツェの街や美術品を見た感想でもあるのだが、イタリア人って、作り上げるのはゆっくりだが、結構、几帳面で緻密なのかも、と思った.。知り合いには、あまりそうでないイタリア人もいるが・・・。

モードクリーナーのエンドステーション。手前にあるのが、展示用の真空ダクトとカバー。

西側の腕。エンドステーションは見えません。青色の塗装がイタリアンな感じ。

メインステーション内部。真空槽が並ぶ。左からRM用、BS用、FM用。てっぺんの色が違うのは、ベーキングをしたため。

ディテクションベンチ用の真空槽。比較対象が無いから分かりづらいですが、これでも十分大きいです。

BS用真空槽。でかいです。

真空配管路内部。

我が物顔の沼田氏。黄色いTシャツは相変わらずです。

ダクトが延々伸びています。

真空ポンプのモジュール。なんかいろいろついています。

フロントミラー用スーパーアッテネータ(SA)。でかいです、

倒立振り子基部とフィルター。この下にマリオネッタや鏡が吊られる。いろいろと精密に取り付けられているのはやや意外な感じでした。

フィルター下部。ブレードからダンピング用のゴムがぶら下げられている。白い物は、制御信号などのためのケーブル。

見上げてみたりしてみました。ケーブルは、各段で中継されています。

SAのてっぺん部分。ローカルコントロール用のセンサーやアクチュエータが取り付けられています。

鏡です。リコイルマスに囲まれています。窓から覗いて撮りました。

なんか芸術的な作品となりました?

コントロールルーム内。制御用のコンピュータ、スイッチ類が並んでいる。デジタル制御ならではの光景です。

コントロール・モニタ用のコンピュータ。中央は沼田氏。なんとなく、やらせくさいです。

タンク脇に置かれている制御用ラック。コイルドライバなどが収められていました。
   
Carrara・大理石の石切り場
遠足では、まず、大理石の産出で有名なCarraraを訪れた。ここで産出された白い大理石は、アラブ諸国や日本を始め、世界各国に輸出されているそうだ。また、古くからの大理石加工技術の蓄積を生かして、他の色の大理石を運び込んで加工することも行なわれているそうだ。ミケランジェロの作品もここの大理石だと言われているそうだ。

石切り場の風景。紀元前2世紀から大理石が切り出され続けています。

こんな感じで切り出していきます。朝早くから午後3時頃までが作業時間だそうです。

大理石のお屋敷状態です。

切り出されたブロック。大きさの他に、形状や欠陥などで価格が決まるそうです。

手前のスキンヘッドの人がガイドさん。熱弁を振るっています。

斜面中、大理石だらけです。
Massaのお城
遠足では、Carraraの次にその隣町のMassaを訪れ、Malaspina城の見学をした。丘の上に建てられた古城。新しく建てられた大きく豪華な城とは違い、身を守るための実用から発展したお城らしく、当時の生活が偲ばれた。

MassaにあるMalaspina城の全景写真の写真。882年頃には、身を守るための堅固な住居として存在していた、という記録があるそうです。
その後、時代とともに拡張されていき、1164年頃からは城としての記録が残っているそうです。
お城に登る途中の門。いろいろな時代の技術による補修の跡が見られています。

結構、急な坂を歩いて登っていきます。途中で休憩している参加者もちらほらいました。

城壁です。これを登るのは大変そうです。

城壁です。別角度でも撮ってみました。

何を撮りたかったのか良く分かりません。なんか、歴史を感じるな、ということで。

佇む藤本先生と辰己氏。何を想っているのだろうか。

城壁より見た街の風景。奥は地中海になります。。

左側が古い方の城壁、右側が新しい方の城壁。奥は宮殿になります。

広場では、パンや、できたてのチーズが振舞われていました。

こんな一角もあります。つわものどもが夢の跡です。

城壁内部の回廊。思わずダッシュしたくなります。

お城内の宮殿です。時代とともに城の役割も変わってきたのです。中ではなぜかエジプト展がひらかれていました。

宮殿内部。当時の家具などの一部が展示されていました。

街におりて、夕食会がありました。宮殿を借りて催されました。
Firenzeの風景
会議後、時間が少しあったので、フィレンツェに立ち寄って来た。ピサからは電車で1時間程度。フィレンツェでは、ドゥオーモとその周辺、ウィフィツィ美術館、アカデミア美術館、ヴェッキオ宮殿、ピッティ宮殿、パラティーナ美術館、ボーボリ庭園、ミケランジェロ広場などを見て回った。よく考えると、短時間の割に、結構盛り沢山。炎天下を歩いてまわったが、さすがに疲れ果てた。

ドゥオーモ。立派な建物です。1296年から175年かけて建設されたそうです。

大聖堂内の彫像。なんとなく撮ってみた。

大聖堂天井のフレスコ画。最下段の地獄絵(?)は、非常に躍動感があって、感銘を受けました。

大聖堂頂上より見た街並み。いい眺めだが、登るのは結構、疲れます。

ミケランジェロ広場より見た街並み。中央が大聖堂。手前がアルノ河です。

同じくミケランジェロ広場より見た夕暮れです。

街中の様子。歴史を感じさせてくれます。カメラがなんとなく傾いてしまうのは、ピサに一週間もいたためです。

ピッティ宮殿。中は美術館などになっています。

ピッティ宮殿裏手のボーボリ庭園より。庭園は、城壁で囲まれており、野外コンサート場や、陶磁器博物館などがあります。

顔でかいです。
あと、写真にはないですが、ウィフィツィ美術館ではボッティチェッリの「ビーナスの誕生」、アカデミア美術館ではミケランジェロの「ダビデ像」といった作品を見ることができました。きれいな街並みでした。
   
写真集、以上。
写真集