JGRのメンバーを対象にしたanonymous FTPサーバーのサービスを次の計算機上 で実験的に開始します. t-munu.phys.s.u-tokyo.ac.jp このサーバーの目的は重力波グループのためのデータ交換や情報交換の場を提 供することです.このシステムではファイルのread/writeが可能ですので様々 な利用法が考えらます.ディスク容量は500MBあります.とりあえず実験的な 運用ですが、現在考えられる問題点は2つあります.ひとつはこの領域の書き 込みの統制がとれなくなり、書き散らしや誤消去などでファイルが滅茶苦茶に なるという恐れです.FTP領域のpub/以下のdirectoryが一般の読み書きに開放 されています.これについては、この領域に書き込む場合には、まず自分の名 前の付いたdirectoryを作り(mkdir)、そこにファイルを書くようにし、不要に なり消去するまでその人が責任をもつことにします.directory名としては tsubonoやtsubono_seismic-dataなどとして、必ず書き込み責任者の名前がわ かるようにして下さい.もうひとつはこのサービスが計算機システムの security holeになるという恐れです.その対策のひとつとして、書き込みを 許すのは、あらかじめ登録されている特定の計算機からのアクセスに限るとい う設定にしてあります.すでにいくつかの計算機は登録されていますが、今後 さらに登録を希望する場合は次のアドレスにその旨の連絡を下さい. admin@t-munu.phys.s.u-tokyo.ac.jp securityについては、現在ではよくわからない点が多いので、危険性が強いと 判明した時点でこのサービスの運用法を変えるつもりです.人手があれば moderator管理にできるのですが、現状ではむずかしいものがあります.以上 有効かつ秩序ある利用をお願いします.なおこのサービスは4月から坪野研M1 となった新井宏二君によって準備されたものです.具体的な使用法の詳細や注 意は以下を参照して下さい. t-munu anonymous ftpの使用法 - (新井宏二, 沼田健司) 6訂版 99/7/17 1) アクセス方法 ・インターネット上に存在するホストからftpします。 ftp t-munu.phys.s.u-tokyo.ac.jp ・ユーザー名として「ftp」、パスワードとして「あなたのメールアドレス」 を入力します。 2) ftpプロンプトでのコマンド 一般のanonymous ftp userは読み出し専用の利用しかできませんが、以下の ホストからのアクセスでは/pub以下への書き込みができます。アクセス許可を 出して欲しい方は、admin@t-munu.phys.s.u-tokyo.ac.jpにその旨を申し出て 下さい。手動登録いたします。(以下のホストにおいても、t-munuの設定の不 具合により、アクセスがうまくいかない場合があります。その際は上記アドレ スにお知らせ下さい。手直し致します。) t-munu.phys.s.u-tokyo.ac.jp granite.phys.s.u-tokyo.ac.jp gravity.mtk.nao.ac.jp kekvax.kek.jp maple.kek.jp pleiades.sci.isas.ac.jp news1.ils.uec.ac.jp news2.ils.uec.ac.jp jpnyitp.yukawa.kyoto-u.ac.jp icrhp7.icrr.u-tokyo.ac.jp icrgate.icrr.u-tokyo.ac.jp eic.eri.u-tokyo.ac.jp gogyou.t.u-tokyo.ac.jp (99年7月17日現在) 全ての方が利用可能なコマンド: ファイルの読み出し get filename 上記ホストからのアクセスで利用可能なコマンド: ディレクトリの作成 mkdir dirname ファイルの書き込み put filename 注意: ・putの際に、すでに同名のファイルが存在するときには上書きします。誤っ て上書きしたファイルを復元することはできません。 3) 利用上の注意 ディレクトリを作成する場合にはディレクトリ名に作成者の名前が含まれる ようにして下さい。また、作成した各ディレクトリ(サブディレクトリを含む) には、ディレクトリの内容についての説明文と連絡先を記した文書を、README という名前のファイルに収めて置いてください。日本語を使う場合はEUCコー ドにしておいてください。 書き込みのできるホストからのアクセスは、どのホストから入っているかに よらず処理上は同一人物として扱われます。ですから、/pub以下のどのディレ クトリにもアクセスできてしまいます。書き込み・消去は自分の作成したディ レクトリにのみ行うようにし、作業には細心の注意を払って、事故の無いよう にして下さい。また、必ず手元にバックアップを残すようにお願いいたします。 誤消去などを避けるためサーバーに置かれましたファイルにロックをかけた い場合には、 admin@t-munu.phys.s.u-tokyo.ac.jp にご連絡下さい。chmodでgroupのwrite permittionを消します。またt-munuの ユーザーの方はシェルより自由にchmodでロックをかけられます。 利用に際しての質問や問題等も上記アドレスにメールでお尋ね下さい。